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NewsHub 任期満了に伴う新潟県知事選は十六日投開票され、 無所属新人で共産、 自由、 社民三党推薦の 医師米山隆一氏(49)が自民、 公明両党推薦の 前長岡市長森民夫氏(67)ら無所属三新人を破り初当選した。 米山氏は主要な争点だった東京電力柏崎刈羽原発の 再稼働に慎重な立場を鮮明にしている。 再稼働には知事の 同意が必要で、 政府や東電が推進する再稼働の 難航は必至だ。 九州電力川内原発の 一時停止を公約とした新人が現職を破った七月の 鹿児島県知事選に続く選挙結果で、 国の 原発政策や安倍晋三首相の 政権運営に打撃となる。 東電への 根強い不信感も示された形だ。 投票率は53・ 05%で、 過去最低だった二〇一二年の 前回43・ 95%を9・ 10ポイント上回った。 米山氏は十六日夜、 新潟市内で、 柏崎刈羽原発の 再稼働について「命と暮らしを守れない現状で、 認めることはできない」 と述べた。 自民党の 古屋圭司選対委員長は「誠に残念だ。 県民の 審判を厳粛に受け止める」 とする談話を発表した。 米山氏は夏の 参院選で共闘した三党や市民団体の 要請を受け、 告示直前に民進党を離党して出馬。 「東電福島第一原発事故の 検証なしに再稼働は議論しない」 として国や東電に厳しい姿勢で臨んだ泉田裕彦知事の 路線継承を訴えた。 自主投票だった民進党も最終盤に蓮舫代表が応援に入るなど、 与野党対決の 様相となり、 競り勝った。 森氏は長岡市長を約十七年間務め、 全国市長会長も歴任した中央との パイプをアピールした。 業界団体や連合新潟の 支持も得たが苦戦。 終盤には自民党の 二階俊博、 公明党の 井上義久両幹事長ら政権幹部が応援に入ったが、 及ばなかった。 森氏は終盤に入り「問題があれば東電や国にノーと言う覚悟だ」 と訴えたが、 支持は広がらなかった。 知事選を巡っては、 二月に四選出馬を表明していた泉田氏が、 第三セクター事業の 契約トラブルを巡る地元紙報道への 不満を理由に告示約一カ月前に突如、 立候補を撤回。 無投票が懸念されるなど、 異例の 展開をたどった。 元団体職員三村誉一氏(70)、 行政書士後藤浩昌氏(55)は支持が広がらなかった。 <新潟知事選開票結果> 当 528,455 米山隆一 無新  =共由社   465,044 森民夫 無新  =自公    11,086 後藤浩昌 無新    8,704 三村誉一 無新   全票終了 (東京新聞)
© Source: http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016101790070009.html
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