SHARE

NewsHub
【カイロ時事】 イラク軍などが過激派組織「イスラム国」 (IS)が支配する北部モスルの 奪還作戦を進める中、 最大150万人とみられるモスルの 一般市民の 人道状況悪化に対する懸念が高まっている。 国連人道問題調整事務所(OCHA)は17日付の 声明で「モスル市民は、 集中砲火や狙撃手の 攻撃、 仕掛け爆弾など多数の 脅威にさらされる恐れがある」 と警告を発した。 17日に始まったイラク部隊やクルド人治安部隊「ペシュメルガ」 などによる作戦は、 これまでの ところモスル周辺地域での 掃討作戦にとどまっている。 IS系メディアは、 この 日に撮影したとされるモスル市内の 映像を報じ、 「人々は平穏に暮らしている」 と主張した。
ISは市民の 移動を厳しく制限する措置を取り、 監視の 目を光らせている。 脱出を図ったIS関係者を処刑したと伝える情報もある。 一方で、 イラク部隊の 突入による市街戦に備え、 モスルの 各地に爆発物を仕掛けたり、 狙撃手を配置する準備を進めたりしているとされる。 こうした状況から、 イラク部隊の 突入前に脱出できる市民は一部に限られる見通し。 突入作戦が始まれば、 民間人の 被害が一気に拡大する恐れもある。 ロイター通信によると、 イラク軍は作戦開始に先立つ16日、 上空から市民向けに大量の ちらしを投下。 軍部隊に出くわした場合は十分な距離を取るよう求め、 爆発音を聞いても取り乱すことがないよう呼び掛けた。 (2016/10/18-19:36)

© Source: http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101800795&g=int&m=rss
All rights are reserved and belongs to a source media.