SHARE

NewsHub 【NQNニューヨーク=古江敦子】 17日の ニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、 前週末比30銭円高・ ドル安の 1ドル=103円85~95銭で取引を終えた。 朝方発表の 米製造業関連の 指標が市場予想を下回り、 円など主要通貨に対してドルが売られた。 米長期金利が低下し、 日米金利差の 縮小を見込んだ円買い・ ドル売りも誘った。 ニューヨーク連銀が発表した10月の 景況指数はマイナス幅が前月から広がった。 9月の 鉱工業生産指数は上昇したが、 市場予想ほど伸びなかった。 米景気が想定ほど温まっていないとの 見方からドルを売って円を買う動きが広がった。 米株式や原油先物相場の 下落で投資家心理が弱気に傾き、 金利水準が低い円に買いを促した面もあった。 米連邦準備理事会(FRB)の フィッシャー副議長が講演し、 長引く低金利は「米景気の ショックに対するもろさを強める」 と指摘した。 イエレン議長の 前週末の 講演なども併せ、 FRBが米景気の 過熱を目先は容認する姿勢がにじんだとの 受け止めが出て、 先行きの 長期金利の 上昇が見込まれた。 「将来の ドル上昇につながるが、 今回は利上げ時期に言及しなかったため相場の 反応は限られた」 (スコシア・ キャピタルの ショーン・ オズボーン氏)との 指摘があった。 円の 高値は103円79銭。 安値は104円13銭だった。 円は対ユーロで小幅に3日続伸し、 前週末比10銭円高・ ユーロ安の 1ユーロ=114円20~30銭で取引を終えた。 円がドルに対して上昇し、 ユーロに対しても円買いが優勢になった。 ユーロは対ドルで反発し、 前週末比0.0025ドル高い1ユーロ=1.0995~1005ドルで終えた。 低調な米製造業指標を受けてユーロ買い・ ドル売りが入った。 欧州中央銀行(ECB)が20日開く定例理事会で現在の 金融緩和策を維持するとの 見方がユーロ買いを促した面もあった。 東京市場で一時1.0964ドル前後と7月27日以来ほぼ2カ月半ぶりの ユーロ安・ ドル高水準を付けた後とあって、 持ち高調整を目的としたユーロ買いが入りやすかった。 ニューヨーク市場の ユーロの 高値は1.1008ドル、 安値は1.0989ドルだった。
© Source: http://www.nikkei.com/article/DGXLASM7IAA05_Y6A011C1000000/
All rights are reserved and belongs to a source media.