【ニューヨーク共同】米インターネット通販大手アマゾン・コムは１２日、今後１８カ月間のうちに米国内で１０万人を雇用すると発表した。雇用増加を公約に掲げるトランプ次期大統領にアピールする狙いがありそうだ。 トランプ氏はこれまで、米有力紙ワシントン・ポストを買収したアマゾンのベゾス最高経営責任者（ＣＥＯ）を「政治を操る狙いだ」と度々批判。雇用を増やす姿勢を見せることで、これ以上の批判を回避したい考えとみられる。 アマゾンは近年、従来の通販部門の拡大に加えて動画配信など多様な事業に参入。２０１６年末時点の従業員数は１８万人超で、３万人だった１１年時点から大きく増えた。
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