Home Japan Japan — in Japanese 東証大引け、続伸 金融株がけん引 円相場高止まりで上値は重く :日本経済新聞

東証大引け、続伸 金融株がけん引 円相場高止まりで上値は重く :日本経済新聞

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NewsHub6日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末比58円51銭(0.31%)高の1万8976円71銭で取引を終えた。3日の米国市場でダウ工業株30種平均が終値で2万ドルを回復し、投資家心理の改善による買いが優勢だった。 三菱UFJ や 三井住友FG 、 野村 、 第一生命HD など金融株が軒並み上昇した。トランプ米大統領が金融規制を見直す大統領令に署名し、3日の米市場で金融株が急伸した。日本市場でも米国の規制緩和が大手金融機関の海外収益の改善につながるとの見方から買いが集まった。3日の取引終了後に発表した16年4~12月期決算が好感されたこともあり、三菱UFJの上昇率は一時5%を上回った。 一方、円相場の高止まりは上値を抑える要因だった。午前中に円相場が1ドル=112円20銭台まで上昇した場面では、輸出企業の採算悪化を懸念した売りで、日経平均も上げ幅を縮小。午後の取引開始後には一時小幅安に転じた。 JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前週末比42.09ポイント(0.31%)高の1万3618.16だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、5.43ポイント(0.36%)高の1520.42で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆1807億円。売買高は17億9766万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1132と、全体の5割強を占めた。値下がりは728、変わらずは142銘柄だった。 取引時間中に16年4~12月期決算を発表した LIXILグ は急伸した。3日の取引終了後に17年3月期の連結純利益を上方修正した ホンダ が上昇。 伊藤忠 と 丸紅 は上昇し、 小野薬 と 武田 も上げた。半面、3日取引終了後に17年3月期決算を発表した ヤマハ は大幅安。スポンサー候補の選定に際し「大口債権者である自動車メーカーが法的整理を条件に支持する意向を示した」と報じられた タカタ は値幅制限の下限(ストップ安)で終えた。 三菱電 と マツダ は下落し、 信越化 と 三菱ケミHD も下げた。 東証2部株価指数は続伸した。 シャープ と DACHD が上げ、 MCJ と ラオックス は下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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