週明け6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は原油値下がりなどを嫌気する形で反落し、前週末比19・04ドル安の2万0052・42ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は3・22ポイント安の5663・55だった。 大きな取引材料がなく方向感を欠く中、米国産原油の増産観測で原油先物が値下がりし、エクソンモービルなど石油株が売られた。トランプ米大統領の政策運営に不安が強まっていることも相場の重荷となった。利益確定売りも出やすかった。 ただ、米国の雇用関連指標の改善が材料視される場面もあり、株価の下落は限定的だった。 米宝飾品大手ティファニーは大幅に値を下げた。5日に業績悪化に伴う経営トップの辞任を発表したことが響いた。(共同)
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