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日米韓外相が会談=対北朝鮮で連携、正男氏事件も:

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【ボン時事】 日米韓3カ国は16日夕(日本時間17日未明)、 ドイツ・ ボンでの 20カ国・ 地域(G20)外相会合に合わせ、 岸田文雄外相、 米国の ティラーソン国務長官、 韓国の 尹炳世外相による会談を行った。 日米韓外相会談はトランプ米政権発足後初めて。 12日に弾道ミサイル
【ボン時事】日米韓3カ国は16日夕(日本時間17日未明)、ドイツ・ボンでの20カ国・地域(G20)外相会合に合わせ、岸田文雄外相、米国のティラーソン国務長官、韓国の尹炳世外相による会談を行った。日米韓外相会談はトランプ米政権発足後初めて。12日に弾道ミサイルを発射した北朝鮮への対応などを協議した。
弾道ミサイル発射は安倍晋三首相の訪米中だった。首相は直ちにトランプ米大統領と共に記者発表に臨み、緊密な日米同盟の下で共同歩調を取る方針を示した。外相会談では、韓国も含めた3カ国が結束して圧力を強化することを確認。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件についても意見交換したとみられる。
慰安婦を象徴する少女像問題で冷え込んだ日韓関係も議論されたもようだ。ティラーソン氏は尹氏との先の電話会談で、日本との関係改善に向けた韓国政府の努力を支持すると表明した。日本としては、米国との「強固な関係」を背景に、韓国に少女像問題の打開を促したい狙いもある。
外務省関係者によると、韓国側は「日本との個別の外相会談も求めている」という。少女像問題に取り組む姿勢を示し、対日関係改善の糸口をつかむ思惑があるとみられる。ただ、日本政府は少女像撤去を含む日韓合意の着実な履行が前提との立場を崩していない。韓国では朴槿恵大統領の職務停止で内政が混乱しており、日本側を納得させる対応は難しい情勢だ。
一方、岸田氏は中国の王毅外相との会談も調整中。17日にはロシアのラブロフ外相と会談し、18日に帰国する。(2017/02/17-02:47)

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