参院は8日午前の 本会議で、 北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議を採択した。 決議は、 「新たな段階の 脅威であることを明確に示すもの で、 我が国や地域、 国際社会全体の 安全保障に対する明らかな挑発行動」 などと強く非難した【政治】
参院は8日午前の本会議で、北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議を採択した。 決議は、「新たな段階の脅威であることを明確に示すもので、我が国や地域、国際社会全体の安全保障に対する明らかな挑発行動」などと強く非難した。また、日本政府に対し、米国、韓国、中国、ロシアなど関係各国と連携して北朝鮮に自制を求めるとともに、「我が国独自の制裁の徹底、強化を図るべきだ」と要請した。 これに関連して、安倍首相は参院本会議で、「厳重に抗議し、この暴挙を最も強い表現で非難する」と述べた。その上で、「日米韓の連携を主導し、安保協力での取り決めをさらに前進させる。北朝鮮は新型ミサイル発射を示唆しているが、引き続き高度な警戒監視体制を維持し、万全の態勢を取る」と強調した。 衆院も9日の本会議で同様の決議を採択する予定だ。
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