【ワシントン時事】 米軍は13日、 アフガニスタン東部での 過激派組織「イスラム国」 (IS)掃討戦で、 大規模爆風爆弾「GBU43B」 を投下したと発表した。 米メディアによれば、 同爆弾は核兵器を除き、 米軍の 保有する通常兵器では最強の 破壊力があるとされ、 「全ての 爆弾の 母
【ワシントン時事】米軍は13日、アフガニスタン東部での過激派組織「イスラム国」(IS)掃討戦で、大規模爆風爆弾「GBU43B」を投下したと発表した。米メディアによれば、同爆弾は核兵器を除き、米軍の保有する通常兵器では最強の破壊力があるとされ、「全ての爆弾の母」と呼ばれる。実戦で使用されたのは初めて。
米軍発表や報道によると、爆弾は現地時間の13日午後7時32分(日本時間14日午前0時2分)、東部ナンガルハル州アチン地区で、米特殊作戦機MC130から投下された。ISが構築した地下施設が標的とされる。被害などは伝えられていない。
アフガン駐留米軍のニコルソン司令官は、声明で「ISは被害が拡大する中、地下トンネルで防衛を強化している」と指摘。GBU43Bについて「そうした障害を減らし対IS戦で攻勢を維持する上で、適切な兵器だ」と使用を正当化した。
IS打倒を掲げるトランプ米大統領は13日、記者団に、GBU43B投下について「わが国の軍を大いに誇りに思う。(作戦は)成功した」と強調。スパイサー大統領報道官は、記者会見で「IS戦闘員が移動に使うトンネル網を狙った」と説明した。(2017/04/14-07:40)
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