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北朝鮮の弾道ミサイル発射失敗 米韓が分析進める

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北朝鮮は29日朝、 西部の ピョンアン(平安)南道から弾道ミサイル1発を発射しましたがミサイルは空中で爆発し、 アメリカ軍と韓国軍は発射は失敗だっ…
北朝鮮は29日朝、西部のピョンアン(平安)南道から弾道ミサイル1発を発射しましたがミサイルは空中で爆発し、アメリカ軍と韓国軍は発射は失敗だったと見ています。ミサイルが発射された場所は去年以降北朝鮮が繰り返している弾道ミサイルの発射では使われたことがなく、米韓両軍は北朝鮮の意図について分析を進めています。 アメリカ太平洋軍や韓国軍の合同参謀本部によりますと、北朝鮮は日本時間の29日午前5時半すぎ、首都ピョンヤンから北東におよそ80キロの内陸部にある西部ピョンアン南道のプクチャン(北倉)から弾道ミサイル1発を発射しました。 ミサイルは北東方向に数分間飛行したものの高度71キロまで上昇したあと空中で爆発し北朝鮮の領域を出なかったということで、米韓両軍は発射は失敗だったとみています。 北朝鮮は去年以降、弾道ミサイルを30発以上発射してきましたが、この間、プクチャンからの発射が確認されたのは今回が初めてです。米韓両軍は発射されたミサイルの種類について情報収集を急ぐとともに、プクチャンから発射した北朝鮮の意図について分析を進めています。 北朝鮮に対してアメリカが空母を日本海に展開するなど圧力を強める中、北朝鮮が強く反発している米韓の合同軍事演習が30日まで行われることから、米韓両軍は北朝鮮のさらなる挑発に対する警戒と監視を続けています。

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