フィギュアスケートの 世界選手権で優勝した羽生結弦選手（ＡＮＡ）と２位の 宇野昌磨選手（中京大）が４日、 開催地ヘルシンキから相次いで帰国し、 大勢の ファンに出迎えられた。 ３季ぶりに世界王者に返り咲いた羽生
ヘルシンキから帰国し、花束を受け取るフィギュアスケートの羽生結弦選手（４日、羽田空港）＝共同 フィギュアスケートの世界選手権で優勝した羽生結弦選手（ＡＮＡ）と２位の宇野昌磨選手（中京大）が４日、開催地ヘルシンキから相次いで帰国し、大勢のファンに出迎えられた。３季ぶりに世界王者に返り咲いた羽生選手は羽田空港に降り立ち「非常に高いレベルの試合で優勝できた。試合の中で成長できた部分がたくさんあった」と喜びを語った。 ショートプログラム（ＳＰ）で５位と出遅れながら、フリーで世界歴代最高得点をマークし逆転。フリーの出来に手応えを示す一方で「金メダルをかけて戻ってくればこそ、あのＳＰが悔やまれる」と課題も挙げた。連覇が懸かる来年２月の平昌冬季五輪では「フリーとＳＰをノーミスでできる選手が増える。今のレベルでは連覇がどうのと言う余裕はない」と気を引き締めた。 宇野選手は成田空港で「満足いく演技ができた上に、こんなにたくさんの方々におめでとうと言われてすごくうれしい」と笑みを浮かべた。初出場で７位だった昨年の雪辱を誓った大会で世界歴代２位の319.31点をマークし、羽生選手に2.28点差と迫ったが、五輪へ「まだまだ実力不足。もっと上を目指して取り組んでいきたい」と決意を新たにした。〔共同〕
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