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FRB議事録公表 政策見直し引き締めの姿勢示す

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アメリカの 中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会は先月、 追加の 利上げを決めた会合の 議事録を公表し、 ほとんどの 参加者が経済が見通しどおり成…
アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会は先月、追加の利上げを決めた会合の議事録を公表し、ほとんどの参加者が経済が見通しどおり成長するなら緩やかな利上げを続け、資産規模も縮小して、緩和的な政策を引き締めの方向で見直す姿勢を示しました。 FRB=連邦準備制度理事会は5日、追加で金利を引き上げた、先月中旬の金融政策を決める会合の議事録を公表しました。 それによりますと、トランプ政権の積極的な財政政策が景気を上振れさせるという見方もあり、ほとんどの参加者は、経済が見通しどおり成長するなら緩やかな利上げを続けるという見通しを示しました。 さらに「量的緩和策」で国債などを買い入れて膨らんだ資産規模をFRBが維持していることについても、「ことし後半には政策を変更することが適切」だとしており、資産規模を縮小してこれまでの緩和的な政策を引き締めの方向で見直す姿勢を示しています。 ただ、会合の参加者はトランプ政権の政策について、「実行される時期や経済に与える影響には、かなりの不確実性がある」という見方を改めて示しており、移民政策や保護主義的な通商政策は経済成長のリスクになるという意見も出ています。 FRBが、金融の引き締め策を続けていくのかどうかは、トランプ大統領の政策や政権運営に左右されそうです。

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