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和歌山市の医薬品原料メーカーに業務停止命令

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解熱鎮痛剤の 主な成分となる製品に、 必要な届け出をせず中国製の 輸入品を混ぜて出荷していた和歌山市の 医薬品の 原料メーカーに対し、 和歌山県は、 29…
解熱鎮痛剤の主な成分となる製品に、必要な届け出をせず中国製の輸入品を混ぜて出荷していた和歌山市の医薬品の原料メーカーに対し、和歌山県は、29日から22日間の業務停止命令を出しました。 業務停止命令を受けたのは、和歌山市の医薬品原料メーカー「山本化学工業」です。和歌山県は、山本隆造社長を県庁に呼んで、29日から22日間の業務停止と、業務の改善を命じる通知書を手渡しました。 県によりますと、「山本化学工業」は、解熱鎮痛剤の主な成分となる「アセトアミノフェン」を製造する際に、法律で定められた届け出をしないまま、平成21年から8年間にわたり価格の安い中国製の輸入品を混ぜて製薬会社に出荷していたほか、てんかんの治療薬の成分となる「ゾニサミド」の製造でも、定められた届け出をせず、おととしから、使用する薬剤を変更していたということです。 県によりますと、これまで健康被害は確認されず、山本化学工業はすべての製品の出荷を見合わせています。 山本隆造社長は「薬を服用する方などに大変な心配とご迷惑をかけ、深くおわび申し上げます。コストダウンのため中国製を混ぜてしまった。すべて私の責任であり、全社一丸となって業務の改善に取り組みたい」と話していました。

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