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米政府 北朝鮮がロケットエンジンの燃焼実験

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アメリカ政府の 当局者は、 北朝鮮が21日にICBM=大陸間弾道ミサイルにも使用できると見られるロケットエンジンの 燃焼実験を地上で実施したと明ら…
アメリカ政府の当局者は、北朝鮮が21日にICBM=大陸間弾道ミサイルにも使用できると見られるロケットエンジンの燃焼実験を地上で実施したと明らかにし、詳しい分析を進めるとともに警戒を続けています。 アメリカ政府の当局者が明らかにしたところによりますと、北朝鮮は21日、ロケットエンジンの燃焼実験を地上で実施し、これまでの分析で、このエンジンはICBM=大陸間弾道ミサイルや「人工衛星の打ち上げ」と称して発射する事実上の長距離弾道ミサイルに使用できると見られるということです。 北朝鮮はことし3月、弾道ミサイルに使用する新型の大出力エンジンの燃焼実験に成功したと発表しており、アメリカが北朝鮮による燃焼実験を把握したのはこの時以来だとしています。 またアメリカ政府の当局者は、北朝鮮北東部の核実験場で今月18日から19日ごろにかけて車や人の移動が増えていたことも明らかにしました。ただ過去に北朝鮮が核実験を行った際は今回よりも活発な活動が事前に確認されていたということで、6回目の核実験に向けた動きなのかどうかはわからないとしています。 北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐってトランプ政権は21日、中国政府との間で初めての「外交・安全保障対話」を行い、国連安全保障理事会の制裁決議の完全な履行に取り組むことで一致したうえで、中国側に対し北朝鮮への圧力をさらに強めるよう求めたばかりで、今回の燃焼実験の詳しい分析を進めるとともに警戒を続けています。

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