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モスル解放 トランプ大統領が声明で成果を強調

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過激派組織IS=イスラミックステートの イラク最大の 拠点、 モスルが解放されたことを受けて、 アメリカの トランプ大統領は「ISが大きな脅威となって…
過激派組織IS=イスラミックステートのイラク最大の拠点、モスルが解放されたことを受けて、アメリカのトランプ大統領は「ISが大きな脅威となってからの何年間かよりも、この6か月間でよりめざましい進展を遂げた」とする声明を出し、みずからが大統領に就任して以降、空爆を強化するなどした成果だと強調する狙いがあると見られます。 イラク軍などは、去年10月から過激派組織ISのイラク最大の拠点、モスルの奪還作戦を進めてきましたが、イラクのアバディ首相は今月9日、モスルを解放したと表明したのに続いて、10日には勝利演説を行いました。 これを受けて、これまで奪還作戦を支援してきたアメリカのトランプ大統領は10日、モスルの解放を歓迎する声明を出しました。声明では、「ISが大きな脅威となってからの何年間かよりも、この6か月間でよりめざましい進展を遂げた」として、ISの脅威が拡大したことを受け、空爆など軍事作戦に乗り出したオバマ政権下よりも、みずからが大統領に就任したことし1月以降の作戦の進展が大きかったと主張しています。 ISの壊滅を最優先課題の1つに掲げるトランプ大統領としては、ISの拠点に対する空爆を強化するなどした成果だと強調する狙いがあると見られます。 ただISは、今後もイラクやシリアでゲリラ的に攻撃を繰り返したり、世界各地での報復テロを呼びかけたりすることが予想され、その壊滅は程遠いのが実情です。

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