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米上院、ロシア制裁強化法案を可決 トランプ氏が署名の判断

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米上院は27日、 ロシアへの 新たな制裁を定めた法案を98対2の 圧倒的多数で可決した。 トランプ大統領が署名するかどうかが注目される。 また法案は議会に対し、 大統領が対ロシア制裁を緩和しようとした場合にそれを阻止する権限を新たに与えた。 ホワイトハウスの サンダース報道官は記者団に対し、 大統領は法案を精…
(CNN) 米上院は27日、ロシアへの新たな制裁を定めた法案を98対2の圧倒的多数で可決した。トランプ大統領が署名するかどうかが注目される。
また法案は議会に対し、大統領が対ロシア制裁を緩和しようとした場合にそれを阻止する権限を新たに与えた。
ホワイトハウスのサンダース報道官は記者団に対し、大統領は法案を精査すると答えたが、署名するか拒否権を発動するかどうかについては述べなかった。
だがこの制裁強化法案を推進した議員たちは、トランプ氏が実際に拒否権を発動する可能性は低いと見ている。この法案は上下両院で拒否権を覆せるほどの圧倒的多数で可決されているからだ。
「ほんの数日前に大統領と話をしたし、ティラーソン国務長官とも25日に話したが、それ(拒否権)に現実味はないと思う」と上院外交委員会のボブ・コーカー委員長(共和党)は述べた。「票数を見れば想像のしようがない」
この法案には、イランと北朝鮮への新たな制裁も盛り込まれた。
北朝鮮への制裁強化については、コーカー委員長と下院共和党のケビン・マッカーシー院内総務の間で意見の対立があった。

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