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避難勧告8割解除 福岡・朝倉

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福岡県朝倉市は20日、 九州北部が梅雨明けしたとみられることを受け、 市内全域に出していた避難勧告を市内の 約8割にあたる1万6895世帯で豪雨後初めて解除した。 再び土砂災害が起きる恐れがあるとして杷木(はき)地区などでは継続する。
福岡県朝倉市は20日、九州北部が梅雨明けしたとみられることを受け、市内全域に出していた避難勧告を市内の約8割にあたる1万6895世帯で豪雨後初めて解除した。再び土砂災害が起きる恐れがあるとして杷木(はき)地区などでは継続する。
福岡、大分両県の集計で19日夕方に857人だった避難者数は、20日夕方には693人に減った。避難勧告解除や、朝倉市の一部地区で19日から生活用水が使えるようになった影響とみられる。朝倉市が朝倉支所と杷木支所に設置した自宅前の流木や土砂の撤去などに関する相談窓口も20日に受け付けが始まった。
朝倉市は20日、浄水場が被災したため杷木地区で続いている約1600世帯の断水について、順調に進めば今月末にほぼ解消すると発表した。森田俊介市長は「水道水は市民生活の重要なライフラインで、水道の機能回復は復旧・復興に大きな役割を果たす」と話した。大分県日田市では同日、断水が全て解消した。
一方で農地や河川、道路の本格復旧はこれからで、朝倉市では土砂や流木で破損したままのビニールハウスが目に付く。
福岡、佐賀両県警は20日、行方不明者7人を探すために計230人態勢で両県境にある筑後川の下流から有明海にかけてゴムボートやヘリコプターなどで一斉捜索をした。15日以降は佐賀県みやき町の筑後川で通行人が発見しただけで、捜索は難航している。【遠山和宏、中里顕】

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