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米イージス艦衝突、不明10人捜索=また第7艦隊所属-シンガポール東部沖

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【8月22日 時事通信社】 米海軍は20日(日本時間21日)、 シンガポール東部沖を航行中の イージス駆逐艦「ジョン・ S・ マケイン」 (9000トン、 全長154メートル)がタンカーと衝突し、 乗組員10人が行方不明、 5人が負傷したと発表した。
【8月22日 時事通信社】米海軍は20日(日本時間21日)、シンガポール東部沖を航行中のイージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」(9000トン、全長154メートル)がタンカーと衝突し、乗組員10人が行方不明、5人が負傷したと発表した。現場海域で捜索が続いている。米海軍は6月中旬にも静岡県・伊豆半島で同じ第7艦隊所属のイージス駆逐艦が衝突事故を起こしている。米海軍は21日、全世界での艦隊の一時運用停止を発表した。 トランプ米大統領は20日、記者団から事故について聞かれて「非常に残念だ」と語った。ツイッターには「駆逐艦の乗組員らに心からお見舞い申し上げる」と投稿した。 第7艦隊によると、事故の報告があったのは日本時間21日午前6時24分(シンガポール時間同日午前5時24分)ごろ。衝突はシンガポール領ペドラ・ブランカ島の北方で起きたとみられる。駆逐艦は左舷の船尾付近を大きく損傷し、乗組員の寝台区画や通信室などが浸水したが、自力航行でシンガポールに到着した。 事故は、駆逐艦が寄港のためシンガポールに向かう途中に発生した。負傷した5人とも命に別条はない。衝突現場付近には、シンガポール海軍の艦船やヘリコプターが派遣され、捜索救難活動が行われている。また、衝突は南シナ海のマレーシア領海内で発生したとしてマレーシア海軍も捜索に参加している。 衝突したのはリベリア船籍のタンカー(約3万トン、全長183メートル)で、台湾から約1万2000トンの重油を積載し、シンガポールに向かっていた。シンガポール海事港湾庁によると、船首部分にやや損傷はあるが、重油の流出は起きていない。乗組員も負傷していないという。 (c) 時事通信社

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