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北朝鮮で揺れ 中国・韓国ともに自然地震との見方

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23日、 北朝鮮の 北東部にある核実験場の 近くで揺れが観測され、 当初、 中国当局が、 何らかの 爆発による揺れが疑われると速報しましたが、 その 後、 情報…
23日、北朝鮮の北東部にある核実験場の近くで揺れが観測され、当初、中国当局が、何らかの爆発による揺れが疑われると速報しましたが、その後、情報を修正し、中国当局と韓国気象庁のいずれも自然の地震だったとの見方を示しています。 韓国気象庁によりますと、日本時間の23日午後5時29分ごろ、北朝鮮北東部でマグニチュード3.2の揺れが観測されました。 揺れが観測されたのは、北朝鮮の核実験場があるハムギョン(咸鏡)北道プンゲリ(豊渓里)で、震源は、今月3日に北朝鮮が6回目の核実験を行った場所から北西におよそ6キロ離れ、震源の深さはおよそ2キロと推定されています。 今回の揺れについて、中国当局は当初、何らかの爆発による揺れが疑われると速報しましたが、関係する研究機関などと分析を行った結果「核爆発によるものではなく、自然の地震の特徴を備えたものと判断した」と情報を修正しました。 また、韓国気象庁によりますと、自然の地震で生じる小刻みな「P波」と呼ばれる揺れと、これに続いて「S波」と呼ばれる揺れが観測されたということで、自然の地震と見られると分析しています。 さらに、オーストリアのウィーンに本部がある国際的な核実験の監視網CTBTOも、人工的な揺れとは考えにくく新たな核実験によるものとは見られないとする見解を示しています。

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