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北朝鮮 安保理の制裁決議への反発必至 挑発懸念

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北朝鮮は、 6回目の 核実験を受けて国連安全保障理事会で新たな制裁決議が採択されたことについて、 これまでの ところ公式の 反応を示していませんが、 強…
北朝鮮は、6回目の核実験を受けて国連安全保障理事会で新たな制裁決議が採択されたことについて、これまでのところ公式の反応を示していませんが、強く反発するのは必至で、対抗措置としてICBM=大陸間弾道ミサイル級の「火星14型」を、初めて通常の軌道で太平洋に向けて発射するなど、さらなる軍事挑発に出ることが懸念されています。 北朝鮮が今月3日に6回目の核実験を強行したことを受けて、国連の安全保障理事会では、北朝鮮への石油精製品の輸出量の上限を、来年以降、年間200万バレルとすることなどを盛り込んだ新たな制裁決議が、日本時間の12日朝、全会一致で採択されました。 これについて、北朝鮮は、これまでのところ公式の反応を示しておらず、国営テレビは、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が、山間部や離島の学校に勤める教員たちとともに、記念撮影に臨んだことなどを伝えています。 北朝鮮は先月、安保理で制裁決議が採択された際には、日本時間の翌日、「断固たる報復で対処し、正義の行動に移る」とする政府声明を発表し、その後、短距離弾道ミサイルと見られる3発と、新型の中距離弾道ミサイル「火星12型」1発を、相次いで発射した経緯があります。 北朝鮮外務省は11日、1年2か月ぶりに発表した「声明」で、アメリカに対し、「制裁決議を仕立て上げた場合、それにふさわしい代価を支払わせる」として、追加の挑発の可能性を示唆していました。 それだけに、北朝鮮が今回の決議の採択に強く反発するのは必至で、対抗措置として、ICBM級の「火星14型」を、初めて通常の軌道で太平洋に向けて発射するなど、さらなる軍事挑発に出ることが懸念されています。

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