台風１８号の 接近に伴って、 北海道では各地で風や雨が強まり、 北海道南部や胆振地方を中心に屋根が剥がれるなどの 被害が相次いでいます。
台風１８号の接近に伴って、北海道では各地で風や雨が強まり、北海道南部や胆振地方を中心に屋根が剥がれるなどの被害が相次いでいます。 このうち函館市豊川町では１７日夜、洗車場のシャッターが風でめくれたほか、函館市によりますと、午前１０時までにトタン屋根が剥がれたり、テレビのアンテナが折れたりするなどの情報が合わせて４４件寄せられたということです。 また、七飯町では、プレハブ小屋２棟が横倒しになったほか、電柱が倒れたなどといった情報が５件入っているということです。 福島町では住宅１棟で床下が水につかったという情報が入り、町の職員が確認を進めているほか、北斗市では看板が壊れたり、木が倒れたりするなどの情報が８件寄せられているということです。 一方、室蘭市山手町にあるＮＨＫ室蘭放送局横の道路では強風で折れたと見られる木の枝が散乱しています。 室蘭市では午前１０時までに「屋根のトタンが剥がれた」、「壁の一部が飛ばされた」などという消防への通報が５０件近く寄せられているほか、登別市でも「屋根の一部がはがれた」などという消防への通報が１５件寄せられているということです。 さらに十勝の広尾町では午前９時までの３時間に１１１．５ミリの雨を観測し、町や消防には、住宅が水に浸かりそうだという住民からの通報がこれまでに５件寄せられているということです。
