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「アレフ」など3団体の観察処分 更新を請求 公安調査庁

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公安調査庁は、 オウム真理教から名前を変えた「アレフ」 など3つの 団体について、 「オウム真理教の 教義を広め、 これを実現する」 という目的を保持し続…
公安調査庁は、オウム真理教から名前を変えた「アレフ」など3つの団体について、「オウム真理教の教義を広め、これを実現する」という目的を保持し続けているとして、来年1月末で切れる観察処分の期間を3年間更新するよう、公安審査委員会に請求しました。 オウム真理教から名前を変えた教団「アレフ」と、教団から分裂した「ひかりの輪」には、過去に無差別の大量殺人を起こした団体を対象とする「団体規制法」に基づいて、定期的な活動実態の報告などを義務づける観察処分が適用されていますが、来年1月末に適用の期限を迎えます。 これを前に、公安調査庁は20日、「アレフ」と「ひかりの輪」に加え、「アレフ」から分派し30人程度からなる「山田らの集団」の、3つの団体に対する観察処分の期間を3年間更新するよう、公安審査委員会に請求しました。請求によりますと、3つの団体は、15の都道府県に合わせて34の施設を持ち、信者はおよそ1650人で、ロシアにもおよそ460人の信者がいるということで、いずれの団体も「オウム真理教の教義を広め、これを実現する」という目的を保持し続けているとしています。 公安審査委員会は、今後、団体側の意見も聞いたうえで、観察処分の期間を更新するかどうか判断することにしています。 団体に対する規制をめぐっては、ことし9月、東京地方裁判所が「ひかりの輪」については、「アレフ」と1つの団体だとは認められないとして、観察処分を取り消す判決を言い渡し、国が控訴しています。

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