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「和解は息子の命生かす通過点」 シンドラー訴訟で母会見

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東京都港区の マンションで2006年、 住人の 高校2年市川大輔さん=当時(16)=がエレベーターに挟まれ死亡した事故で、 遺族がシンドラーエレベータ社などに損害賠償を求めた訴訟の 和解が成立した24日、 母正子さん(65)が記者会見し「和解はエレベーターの 安全、 再発防止に…
東京都港区のマンションで2006年、住人の高校2年市川大輔さん=当時(16)=がエレベーターに挟まれ死亡した事故で、遺族がシンドラーエレベータ社などに損害賠償を求めた訴訟の和解が成立した24日、母正子さん(65)が記者会見し「和解はエレベーターの安全、再発防止に息子の命を生かすための通過点だ」と話した。 正子さんらは事故の再発防止や原因究明を求めて08年から署名活動を始め、約46万人分を国に提出するなど奔走してきた。事故は国がエレベーターの新しい安全基準を導入する契機になった。

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