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安保理 北朝鮮の4隻入港禁止へ 禁輸の石油など運んだ疑い

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国連の 安全保障理事会は、 北朝鮮が制裁決議で禁輸の 対象になっている石油などの 物資を運んでいた疑いがあるとして、 新たに北朝鮮の 船舶など4隻が国連…
国連の安全保障理事会は、北朝鮮が制裁決議で禁輸の対象になっている石油などの物資を運んでいた疑いがあるとして、新たに北朝鮮の船舶など4隻が国連加盟国の港に入ることを禁止する措置を取る見通しとなったことが明らかになりました。 アメリカは、国連安保理で採択された制裁決議の履行状況を調べる制裁委員会に対し、北朝鮮が決議で禁輸の対象になっている石油などの物資を運んでいた疑いがあるとして、10隻の船舶を制裁の指定に加えるよう求めています。 これについて安保理関係者は28日、このうちの4隻について中国が同意したことから、国連加盟国の港に入ることを禁止する措置が取られる見通しとなったことを明らかにしました。 新たに対象となる4隻は北朝鮮の船舶3隻とパラオ船籍の1隻で、この中には、アメリカ財務省が先月公開した写真で、海上で横付けされた国籍不明の船から石油の可能性がある物資を移し替える様子が写っていた北朝鮮の貨物船「レソンガン1」も含まれています。 安保理は、ことし9月と今月22日に採択した制裁決議でガソリンなどの石油精製品の北朝鮮への輸出を厳しく制限しており、制裁委員会としては、北朝鮮による制裁逃れの密輸を食い止めることで核・ミサイル開発の資金源を封じ込めたい考えです。 北朝鮮をめぐって安保理が入港禁止の措置を取るのは、ことし10月、制裁決議で禁じられた石炭や海産物を運んでいた疑いがあるとして北朝鮮の別の船舶など4隻に対し実施して以来2回目です。

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