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東証大引け 反落、半導体に売り 配当取りの買いが支え

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26日の 東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落した。 終値は前日比46円49銭(0.2%)安の 2万2892円69銭だった。 受け渡しベースで年内最終売買日の ため、 年内に利益を確保したい投資家から
26日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比46円49銭(0.2%)安の2万2892円69銭だった。受け渡しベースで年内最終売買日のため、年内に利益を確保したい投資家から持ち高整理の売りが出た。年初からの上昇率が大きかった 東エレク や 信越化 など半導体関連株に売りが出て、日経平均を押し下げた。半面、12月期決算の JT や キリンHD などには配当などの権利取りの買いが入り、相場を下支えした。 朝方に北朝鮮による人工衛星の打ち上げ計画が伝わったのも、相場の重荷になった。東証株価指数(TOPIX)の午前終値の下げが小幅だったため、 日銀 の上場投資信託(ETF)買いが「26日は見送り」との観測が広がったのも午後の下げ幅拡大につながった。 クリスマス休暇中の海外投資家は多く、市場参加者は限られた。東証1部の売買代金は概算で1兆6542億円と2日連続で1兆円台にとどまった。日経平均の日中値幅(安値と高値の差)は72円52銭と10月6日の62円以来の小ささだった。 JPX日経インデックス400も3日ぶりに反落した。終値は前日比43.19ポイント(0.27%)安の1万6183.77だった。 TOPIXは5営業日ぶりの反落で4.92ポイント(0.27%)安の1827.01だった。東証1部の売買高は10億9489万株、値下がり銘柄数1200、値上がり752、変わらず112銘柄だった。 任天堂 と ファナック が下落した。 伊藤忠 や 丸紅 、 三菱電 、 村田製 も安い。一方、 エーザイ や 味の素 、 第一三共 が上昇した。2017年3~11月期の増益決算を好感した買いが入った 高島屋 は半年ぶりに年初来高値を更新した。 東証2部株価指数は小幅に反落した。 東芝 と アサヒ陶 が下げ、 省電舎HD と 象印 が上げた。東証2部に新規上場した海外の自動車ディーラー向けに中古車を輸出販売するオプティマスは、公開価格の1800円を11%上回る2001円の初値を付けた。終値は初値比16%高の2325円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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