Home Japan Japan — in Japanese 鳥取地検、28日にも略式起訴へ

鳥取地検、28日にも略式起訴へ

258
0
SHARE

大相撲の 元横綱・ 日馬富士(33)=本名ダワーニャム・ ビャンバドルジ、 モンゴル出身=が貴ノ岩関(27)=貴乃花部屋=に暴行を加えて負傷させた事件で、 鳥取地検は28日にも元横綱を傷害罪で略式起訴する方針を固めた。 捜査関係者への 取材で分かった。
大相撲の元横綱・日馬富士(33)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身=が貴ノ岩関(27)=貴乃花部屋=に暴行を加えて負傷させた事件で、鳥取地検は28日にも元横綱を傷害罪で略式起訴する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
地検は、貴ノ岩関側が示談に応じず強い処罰感情がある一方、元横綱は既に引退して社会的制裁を受けた点などを考慮。正式な裁判を求める起訴か、公判を経ず罰金を科す略式起訴とするかなどを慎重に検討していた。
捜査関係者によると、元横綱は秋巡業中の10月25日、鳥取市内のラウンジであった酒席の2次会に参加。同席した横綱・白鵬関(32)から説教を受けていた貴ノ岩関がスマートフォンを触るなどしたことに激高し、貴ノ岩関を素手やカラオケのリモコンで複数回殴り、頭部に全治10日程度の裂傷を負わせたとされる。
貴ノ岩関側は10月29日に鳥取県警に被害届を提出。県警は元横綱に任意で事情聴取を2度行い、白鵬関や横綱・鶴竜関(32)ら同席者にも参考人として話を聴いた。その上で起訴を求める「厳重処分」の意見を付け、今月11日に元横綱を傷害容疑で書類送検していた。
事件を巡って日本相撲協会は12月20日に臨時の理事会を開催。同日の横綱審議委員会の議論を踏まえて元横綱を「引退勧告相当」とし、功労金の減額を検討する方針を示した。白鵬関と鶴竜関も減給の処分を受けた。【園部仁史】

Continue reading...