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【ジャンプW杯】女子団体で日本圧勝 高梨に久々笑顔「勝つっていいな」

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ノルディックスキー・ ジャンプ女子の W杯団体第2戦が20日、 山形市の クラレ蔵王シャンツェ(HS102メートル、 K点95メートル)で行われ、 日本が合計761・ 7点で第1戦に続いて優勝した。 日本での 団体戦は初開催。 予選は雪と風が吹きつける悪条件で中止となったが、 本戦開始時には穏やかになり、 日本は岩渕香里(24=北野建設)、 勢藤優花(20=北海道ハイテクAC)…
ノルディックスキー・ジャンプ女子のW杯団体第2戦が20日、山形市のクラレ蔵王シャンツェ(HS102メートル、K点95メートル)で行われ、日本が合計761・7点で第1戦に続いて優勝した。 日本での団体戦は初開催。予選は雪と風が吹きつける悪条件で中止となったが、本戦開始時には穏やかになり、日本は岩渕香里(24=北野建設)、勢藤優花(20=北海道ハイテクAC)、伊藤有希(23=土屋ホーム)、高梨沙羅(21=クラレ)の順で飛んだ。 個人戦ではマーレン・ルンビ(23=ノルウェー)に独走を許しているが、総合力では日本が圧倒している。1本目、勢藤のところで早々と首位に立つと、あとは他国の追随を許さない。表彰式では日本の勝利を祝い、特大の花火が何発も上がる演出だった。高梨は「団体戦で勝つと感動が倍増する」と興奮した様子だ。 課題も見えた。高梨は93メートル、89メートル、伊藤は89・5メートル、95メートルと納得のジャンプを2本揃えることはできなかった。そのため、全日本スキー連盟の斉藤智治ジャンプ部長(61)からは「内容を五輪まで3段階ぐらい上げないといけない。2人とも2本揃わない」と注文もついた。 しかし、久々の勝利の味は“一服の清涼剤”になった。高梨は「改めて勝つっていいなと思いました。勝てたことによってすごくいい流れがつかめた」。伊藤も「少しずつ、自分のジャンプがよくなってきている。それが次のジャンプにつながってくれればいい」と前を向いた。 21日には、平昌五輪前最後の国内試合となる個人第8戦が行われる。2枚看板に勢いをもらったかのように勢藤、岩渕も踏ん張った。平均年齢22歳の若き「日の丸女子飛行隊」は、上昇気流に乗って蔵王3連戦の最終戦に臨む。

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