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男女10代頂点、東京へ弾み

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東京体育館で行われていた卓球の 全日本選手権は最終日の 21日、 男子シングルスで14歳の 張本智和(エリートアカデミー)、 女子シングルスも17歳の 伊藤美誠(スターツ)と、 10代選手の 優勝で幕を閉じ、 2年後の 東京五輪に向けて若い力の 台頭を印象づける大会となった。
東京体育館で行われていた卓球の全日本選手権は最終日の21日、男子シングルスで14歳の張本智和(エリートアカデミー)、女子シングルスも17歳の伊藤美誠(スターツ)と、10代選手の優勝で幕を閉じ、2年後の東京五輪に向けて若い力の台頭を印象づける大会となった。
最年少優勝記録を作った張本は、28歳の水谷隼(木下グループ)が目指した5年連続10回目の優勝を阻んだ。伊藤も5回目のタイトルを狙った24歳の石川佳純(全農)を準決勝で降し、決勝では同い年の平野美宇(エリートアカデミー)を降した。伊藤は森薗政崇(明大)と組んだ混合ダブルス、同じ17歳の早田ひな(日本生命)と臨んだ女子ダブルスと合わせて出場3種目すべてを制覇。女子では1960年度の山泉和子、2015年の石川に次ぎ、3人目の3冠を獲得した。
○…2年ぶり5回目のタイトル奪還を狙った女子の石川だが、準決勝で伊藤の積極的なプレーに敗れ「弱気の虫が出てしまった」と後悔した。出足良く第1ゲームを奪ったが、リードしたことで伊藤のミスを待つ姿勢になってしまったという。先手先手と攻められ、つなぎのボールも強打で狙われて、昨年8月のチェコ・オープンに続き、伊藤に白星を献上した。「日本のレベルは上がっている。誰と戦っても勝てるかどうかは分からない。自分のレベルを上げないといけない」と、敗戦を振り返った。

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