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英国に協力していたロシアの元スパイ 毒を盛られて重体

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警察は2人が何らかの 物質にさらされたとみて、 物質の 特定を急いでいる。
英南西部ウィルトシャーの地元警察は5日、州都ソールズベリーにある商業施設で意識不明の男女が発見され、病院に搬送されたと発表した。2人は何らかの毒物にさらされたとみられ、重体という。英メディアは、男性はロシアの元スパイで英国に協力していたとして有罪となり、その後英国に逃れていたと報じている。
地元警察によると4日午後4時15分ごろ、2人を見つけた一般の人から警察に通報があった。男性は60代、女性は30代で、ショッピングセンターのベンチで意識不明で発見されたという。2人は知人同士とみられ、ともに目立った外傷はなかった。警察は2人が何らかの物質にさらされたとみて、物質の特定を急いでいる。
BBCなど英メディアは、男性はロシア軍情報機関元大佐のセルゲイ・スクリパリ氏(66)と報じている。同氏は欧州で諜報(ちょうほう)活動しているロシアの情報機関員の身元を英対外情報部(MI6)に情報提供していたとしてロシアで2006年に有罪判決を受け収監されたが、10年に米ロが実施した「スパイ交換」の対象となり、その後英国に移っていた。現在はソールズベリーに住んでいたという。
英国では06年、ロシアの元情報将校アレクサンドル・リトビネンコ氏(当時43)が、亡命先のロンドンで猛毒ポロニウムで毒殺される事件があった。ホテルのバーでポロニウムが混入したお茶を飲み3週間後に死亡した。英国の独立調査委員会は16年に、殺害はロシアの情報機関「連邦保安局」の指示で実行された可能性が高く、プーチン大統領もおそらく承認していたとする調査報告書を公表した。(ロンドン=下司佳代子)
(朝日新聞デジタル 2018年03月06日 11時01分)

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