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「一蘭」社長ら書類送検 不法就労助長容疑

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大阪・ ミナミの 店舗で外国人留学生らを違法に働かせたとして、 大阪府警は6日、 人気ラーメンチェーン「一蘭」 (本社・ 福岡市博多区)の 吉冨学社長(53)や労務担当社員の 男女2人、 大阪市中央区宗右衛門町などの 2店舗の 店長4人、 法人としての 同社を入管難民法違反(不法就労助長)の 疑いで書類送検したと発表した。
大阪・ミナミの店舗で外国人留学生らを違法に働かせたとして、大阪府警は6日、人気ラーメンチェーン「一蘭」(本社・福岡市博多区)の吉冨学社長(53)や労務担当社員の男女2人、大阪市中央区宗右衛門町などの2店舗の店長4人、法人としての同社を入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで書類送検したと発表した。
ベトナムや中国からの留学生10人も同法違反(無許可活動)の疑いで書類送検された。
吉冨社長らの送検容疑は昨年9~11月、2店舗で留学生計10人を法定上限(週28時間)を超えて働かせたとしている。
同社では店舗の従業員の勤務時間を本社で管理していた。留学生が週28時間以上働くと、労務担当がメールで警告していたが、改善はされなかったという。吉冨社長は府警に対し「(不法就労を)指示したわけではないが、管理が不十分だった」と話しているという。吉冨社長は雇用対策法違反(届け出義務違反)の疑いでも書類送検された。
2店でアルバイト店員は計約850人おり、うち外国人は計約550人。店舗は24時間営業。時給が、比較的高いと留学生の間で評判だったという。
ホームページによると、一蘭は1993年設立。国内や米国、香港などに70店舗以上を展開している。【高嶋将之】

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