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大間原発差し止め認めず=新基準「不合理と言えない」-函館地裁判決

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電源開発(Jパワー)が青森県大間町に建設中の 大間原発は安全性に問題があるとして、 北海道函館市の 住民ら1164人が国と同社に建設差し止めなどを求めた訴訟で、 函館地裁は19日、 住民側の 請求を棄却する判決を言い渡した。 浅岡千香子裁判長は、 原発の 新規制基準について「不合理と言えない」 と判断した。 【特集】 「原発ゼロ、 生きているうちに」 ~小泉純一郎元首相講演~ 東京電力福島第1原発事故後、 建設中の 原発に対する司法判断は初めて。 大間原発は函館市から津軽海峡を挟み最短で約23キロに位置する。 2008年5月に
電源開発(Jパワー)が青森県大間町に建設中の大間原発は安全性に問題があるとして、北海道函館市の住民ら1164人が国と同社に建設差し止めなどを求めた訴訟で、函館地裁は19日、住民側の請求を棄却する判決を言い渡した。浅岡千香子裁判長は、原発の新規制基準について「不合理と言えない」と判断した。
【特集】「原発ゼロ、生きているうちに」~小泉純一郎元首相講演~
東京電力福島第1原発事故後、建設中の原発に対する司法判断は初めて。 大間原発は函館市から津軽海峡を挟み最短で約23キロに位置する。2008年5月に着工し、原子力規制委員会で運転に必要な審査が行われている。函館市の市民団体が10年7月に提訴した。
争点は、使用済み核燃料を再処理したウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を全炉心で使う世界初の「フルMOX」の安全性や、周辺の活断層の有無など。(2018/03/19-15:36)

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