東京・ 多摩市の マンションの 敷地内で２６歳の 女性が殺害された事件で、 逮捕された元交際相手の 男が女性をおよそ１分間にわたって…
東京・多摩市のマンションの敷地内で２６歳の女性が殺害された事件で、逮捕された元交際相手の男が女性をおよそ１分間にわたって追い回したあと、襲ったとみられることが警視庁への取材でわかりました。 横浜市鶴見区の鈴木浩章容疑者（２９）は１６日、東京・多摩市のマンションの入り口近くで、隣のマンションに住む派遣社員の上田眞由華さん（２６）を刃物で刺すなどして殺害したとして殺人の疑いで警視庁に逮捕され、１８日、東京地方検察庁立川支部に送られました。 鈴木容疑者は上田さんの住むマンションの前で待ち伏せしていたとみられていますが、その後の調べで、周辺の防犯カメラの映像から、上田さんをおよそ１分間にわたって追い回したあと、襲ったとみられることが警視庁への取材でわかりました。 鈴木容疑者は以前、交際していた上田さんから交際関係のトラブルをめぐって裁判を起こされていて、調べに対し、「訴えを取り下げるよう説得するため、会いに行ったが、何度、声をかけても振り向かず、足早になったので、ここで襲うしかないと思って包丁で刺した」などと供述しているということです。 また、「包丁は事件後、洗って一度、自分のマンションのゴミ捨て場に捨てたが、死亡したことを知り、包丁を持って自首した」などと供述しているということです。 警視庁は交際関係をめぐるトラブルが事件の動機とみて、さらに調べを進めています。
