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「拉致問題の前進が極めて重要」首相 制裁維持し北朝鮮注視

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南北や米朝の 首脳会談を前に、 安倍総理大臣は拉致被害者の 家族らと面会し、 北朝鮮が核実験の 中止などを表明したことを歓迎する一…
南北や米朝の首脳会談を前に、安倍総理大臣は拉致被害者の家族らと面会し、北朝鮮が核実験の中止などを表明したことを歓迎する一方、「拉致問題を前進させられるかが極めて重要だ」と述べ、制裁を維持して北朝鮮の動向を注視する考えを示しました。 この中で安倍総理大臣は、先の日米首脳会談でトランプ大統領が「しっかりと拉致被害者の家族の気持ちを受け止めている」と述べたことを紹介し、「米朝首脳会談は千載一遇の機会であり、逃してはならない」と述べました。 そのうえで安倍総理大臣は、北朝鮮が核実験の中止などを表明したことについて、「前向きな動きは歓迎するが、何より拉致問題を前進させられるかが極めて重要だ。今の段階で制裁を解除するということは全く念頭にはなく、北朝鮮が具体的な行動を取るかどうかを、しっかり見ていく必要がある」と述べました。 そして、安倍総理大臣は「皆さんの手で家族を抱きしめる日が来るまで私たちの使命は終わらないという決意だ。安倍内閣でこの問題を解決する強い決意で臨みたい」と述べました。 また、同席した加藤拉致問題担当大臣は、来月、拉致被害者の家族とともにアメリカを訪問する考えを示したのに対し、拉致被害者の家族会代表の飯塚繁雄さんは「被害者の帰国を取り付けられるかどうか、具体的な動きを見たいと思う」と述べました。

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