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厚かった王者の壁=錦織「ガス欠だった」-モンテカルロ・テニス

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今季初めて臨んだクレーコートの 大会で、 錦織が見せた快進撃は決勝でストップ。 「赤土の 王者」 の 厚い壁にはね返され、 「他の 選手とは比べもの にならないくらいタフ。 改めて彼の 強さを感じた」 と完敗を認めた。 錦織はクレーで過去にナダルと3度対戦し、 一度も勝っていない。 「自分から先に仕掛けなければ」 。 そう話していた通り、 リターンゲームではベースラインの 近くに立ち、 カウンター気味の ショットを多用した。 だが、 強い回転がかかった相手の 球をうまく返せず、 大きく振り回された。 準決勝までにナダルの 倍の 128ゲームを消
今季初めて臨んだクレーコートの大会で、錦織が見せた快進撃は決勝でストップ。「赤土の王者」の厚い壁にはね返され、「他の選手とは比べものにならないくらいタフ。改めて彼の強さを感じた」と完敗を認めた。 錦織はクレーで過去にナダルと3度対戦し、一度も勝っていない。「自分から先に仕掛けなければ」。そう話していた通り、リターンゲームではベースラインの近くに立ち、カウンター気味のショットを多用した。 だが、強い回転がかかった相手の球をうまく返せず、大きく振り回された。準決勝までにナダルの倍の128ゲームを消化して「ガス欠だった」と言う。フットワークにいつもの軽快さがない。第1セットは先にブレークしながらミスを重ねて反撃を受け、相手が精度を上げた第2セットは集中が切れたように、錦織らしからぬミスを連発。いら立ちでラケットを地面にたたきつけた。 右手首のけがから復帰して約3カ月。今大会は世界3位のチリッチや4位のA・ズベレフを破って復活を印象付けたが、悲願のタイトルには一歩届かなかった。(モンテカルロ時事)(2018/04/23-01:09)

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