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W杯現地組にならい…代表戦の後、渋谷でもゴミ拾い

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サッカー・ ワールドカップ(W杯)の 日本代表戦の たびに大勢が集まる東京・ 渋谷で、 ごみを拾う人の 姿が目立ち始めた。 ごみの 散乱やそれを片付ける様子がSNSで拡散されたことが影響しているようだ。 29日未明…
サッカー・ワールドカップ(W杯)の日本代表戦のたびに大勢が集まる東京・渋谷で、ごみを拾う人の姿が目立ち始めた。ごみの散乱やそれを片付ける様子がSNSで拡散されたことが影響しているようだ。
29日未明、ポーランド戦後も人でごった返すJR渋谷駅前で、就職活動で上京した甲府市の大学4年の井上智貴さん(22)がたばこの吸い殻を拾っていた。「現地で試合後のスタンドでごみを拾っているから、日本でも、と思って」。団体職員の島田皓史さん(28)は友人6人と袋を広げ、行き交う人に声をかけた。「ごみをもらいますと言えば、ポイ捨ては減る」
いずれもきっかけは動画サイト・ユーチューブ。人気投稿者らが19日のコロンビア戦後にごみを拾う動画をアップしていた。その動画を見たり、当日に拾う姿を見かけたりして、自発的な活動が広がっている。1人でごみを拾っていた大学1年田中孟丈さん(19)は「袋を分けてほしいという人がいて感動した」。通りすがりにありがとうと声をかけてくれる人もいた。
決勝トーナメントに進出した日本代表の次戦は7月3日午前3時。「この流れがもっと広がってほしい」という声が上がっていた。(角野貴之)

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