西日本豪雨の 被災地では、 11日も朝から強い日差しが照り付ける厳しい暑さになった。 一部地域ではボランティアの 受け付けが順次始まり、 家屋の 片付けや土砂の 撤去を手伝おうと、 100人を超える人が長蛇の 列を作ったが受け入れ態勢が整わず、 一部で活動が制限された。 一方、 断水は多くの 世帯で続き、 水を求め…
西日本豪雨の被災地では、11日も朝から強い日差しが照り付ける厳しい暑さになった。一部地域ではボランティアの受け付けが順次始まり、家屋の片付けや土砂の撤去を手伝おうと、100人を超える人が長蛇の列を作ったが受け入れ態勢が整わず、一部で活動が制限された。一方、断水は多くの世帯で続き、水を求める被災者が給水所に集まった。
被災地入りの準備をするボランティア(11日午前、岡山県倉敷市)=共同
岡山県倉敷市の受付には朝から、帽子や長靴、マスクを身に着けたTシャツ姿のボランティアが次々と詰め掛けた。気温は午前11時前に30度を超え、一帯では汚泥が乾き、粉じんも舞い始めた。災害ボランティアセンターを運営する倉敷市社会福祉協議会によると、事故防止のため作業は2時間に制限。道路状況が悪くボランティアを効率的に作業場所に運べないとして、11日の活動は午前で打ち切った。
高齢者が多い地域を中心に、家具や畳などの運び出しの依頼が寄せられているが、ボランティアの受け入れ態勢を整える必要があり、13日までは市内在住の人のみ受け入れるという。
おかやま山陽高1年の内田涼太郎さん(15)は「若い僕らに何かできることがあれば」と話し、友人と登録の列に加わった。
ボランティアは安否不明者の捜索にも参加。6日の土砂崩れで住宅が倒壊した広島市安芸区矢野東7では、重機でがれきを撤去する自衛隊員と一緒に土砂の運び出しを手伝った。区内から駆け付けた弁護士、小野裕伸さん(71)は「自分にもできることをしたい」と話し、スコップを手に汗を流した。
約9万世帯で断水が続く広島県呉市では、朝から市民が清潔な水を求めて集まった。市内の小学校に設けられた給水所にやって来た会社役員、古庄正和さん(65)は「1日に3回は自宅と給水所を往復しないといけない」と疲れた様子。復旧のめどに関する情報がほしいと訴えた。〔共同〕

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