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「普通に暮らせるように」=被災地に連休初日ボランティア-西日本豪雨

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「みんなが普通に暮らせるように」 。 3連休の 初日となった14日、 西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山、 愛媛、 広島の 各県には全国各地から大勢の ボランティアが集まり、 住民とともに土砂の 撤去などを行った。 【関連ニュース】 西日本豪雨 堤防の 決壊で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町地区。 福岡市博多区から訪れた専門学校生笹木聖吾さん(20)は、 家具の 搬出や道路に出た土砂の かき出しに汗を流した。 笹木さんは倉敷市出身。 「地元なの で貢献したい」 と、 ツイッターで仲間にボランティアへの 参加を呼び掛けた。 高校時代の 友
「みんなが普通に暮らせるように」。3連休の初日となった14日、西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山、愛媛、広島の各県には全国各地から大勢のボランティアが集まり、住民とともに土砂の撤去などを行った。
【関連ニュース】西日本豪雨
堤防の決壊で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町地区。福岡市博多区から訪れた専門学校生笹木聖吾さん(20)は、家具の搬出や道路に出た土砂のかき出しに汗を流した。 笹木さんは倉敷市出身。「地元なので貢献したい」と、ツイッターで仲間にボランティアへの参加を呼び掛けた。高校時代の友人で同市の会社員広田憲泰さん(20)が応じ、一緒に約4時間活動した。笹木さんは「とにかく暑かったが、片付けをしてみんなが普通に暮らせるようになってほしい」と願った。
7日から断水が続いている愛媛県宇和島市の吉田町地区でも、砂ぼこりが舞う中、マスク姿のボランティアが懸命に作業を続けた。同町の主婦阿部久子さん(78)は「おかげさまで本当に助かっている」とほっとした表情で話した。 土砂災害で大きな被害が出た広島市安芸区の矢野地区。同市出身の八木裕子東洋大准教授(48)は、広島にいる昔の教え子から「来てほしい」と連絡を受け、「少しでも住民の生活を良くしたい」と4人の学生と一緒に駆け付けた。同大4年の清水美香子さん(21)は作業後、「こんなに大きな被害が出て驚いた。帰ってから周りの人と何ができるか考えたい」と真剣な表情で話した。 矢野地区では200人の募集に対し、約130人しか集まらなかった。住民の原時広さん(75)は「人手が足りない。もう少し多くの人に来てほしい」と訴えた。(2018/07/14-20:26)

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