Home Japan Japan — in Japanese 広島がG戦13連勝!誠也、V2ラン&トドメ2ランで3年連続20号到達

広島がG戦13連勝!誠也、V2ラン&トドメ2ランで3年連続20号到達

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(セ・ リーグ、 広島9-3巨人、 17回戦、 広島13勝4敗、 10日、 マツダ)マジック点灯を願って23歳の 若き4番が豪快にバットを振り抜いた。 広島・ 鈴木が価値ある1…
(セ・リーグ、広島9-3巨人、17回戦、広島13勝4敗、10日、マツダ)マジック点灯を願って23歳の若き4番が豪快にバットを振り抜いた。広島・鈴木が価値ある1試合2本塁打で最長タイとなる6連勝の立役者となった。
「積極的にいこうと思っていました。6連勝の実感はないです。1戦1戦やっていくだけです」
一回二死一塁で、初めて対戦するメルセデスの内角145キロの直球を引き寄せて左翼席中段へ19号先制2ラン。試合前時点で3勝無敗、防御率0・62のドミニカ共和国のカープアカデミー出身の左腕に先制パンチを食らわせて、「いい角度で上がってくれました」と自画自賛した。
さらに、5-3の七回一死一塁でも野上の外角低め145キロをバットの芯でとらえると右翼席へ20号2ラン。8月2度目の1試合2本塁打をマークし、3年連続20号に到達した。
4番の2発でチームは巨人に本拠地マツダスタジアムで今季9連勝、昨年8月から続く連勝を13に伸ばした。さらに8試合を残して今季対巨人13勝4敗とし、4年連続のシーズン勝ち越しも決め、緒方監督は「いいゲームだった」とうなずいた。
鈴木は昨年8月23日のDeNA戦(横浜)で守備の際に右足首をひねって骨折。シーズンの残りを棒に振った。入院中、激励の中には厳しい助言もあった。二松学舎大付高高時代の担当だった尾形スカウトは「もうレギュラーなんだから。もっと体を大事にしてプレーをしないと。けがをしたらチームに迷惑がかかってしまう」。その言葉を胸に刻み、練習前のアップはもちろん、試合後の体のケアにも長い時間をかけて、シーズンを戦い抜いている。
「後ろ(7番)にはスーパースターの西川“さん”がいる。安心して打席に立つことができる」と一緒にお立ち台に上がった同級生の西川をイジッた鈴木。阪神がDeNAに勝ったため、マジック点灯は持ち越しとなったが、11日にも「34」が灯る。昨季、悲劇に見舞われた4番打者が、ことしは自らのバットで優勝へ導く。 (柏村翔)
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