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広島総力戦で阪神降し、マジック点灯

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○広島6-4阪神●(15日・ 京セラドーム大阪) ベンチ入りした25人の うち、 17人をグラウンドに投入した広島が総力戦で阪神を降し、 今季初めて優勝マジックを点灯させた。 主役は不動の 3・ 4番の 丸と鈴木だ。 先制の 適時二塁打に突き放す左越え2ランの 連打。 緒方監督も「主軸がしっかり打点を挙げてくれるから
○広島6-4阪神●(15日・京セラドーム大阪)
ベンチ入りした25人のうち、17人をグラウンドに投入した広島が総力戦で阪神を降し、今季初めて優勝マジックを点灯させた。主役は不動の3・4番の丸と鈴木だ。先制の適時二塁打に突き放す左越え2ランの連打。緒方監督も「主軸がしっかり打点を挙げてくれるから、良いゲームができている」とたたえる活躍で、節目の試合を飾った。
三回。まずは1死一塁で「ランナーを進める気持ち」で打席に向かった丸。5球目の直球を「良いポイントで捉えられた」と、二塁手の頭上を越える適時二塁打とした。続く鈴木は「丸さんが厳しい場面で打点を挙げてくれたので楽に打席に入れた」。外角のスライダーを思い切り引っ張り、左翼席に放り込んだ。
個人成績にはあまり関心を示さない2人だが、打点だけは特別だ。丸が「1点でも多く点を取れるように、仕事を全うしたい」と言えば、「打点を挙げるのが僕の仕事」と鈴木。チームトップの鈴木が69打点、続く丸が60打点と互いに稼ぎ頭を争っている。
優勝マジック「32」の点灯にも、ともに「まだまだ」と声をそろえた2人。「気にせずにやっていきたい」という鈴木に、「一気に5も10も減るものじゃない。これまでと変わらない」と丸。チーム初のリーグ3連覇に向けて、ともに気負いは感じられない。【田中将隆】

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