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競泳 連覇の瀬戸「本気になれているのか」

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男子200バタ 東京五輪での 姿、 常に自分に問いかけて ジャカルタ・ アジア大会は19日、 競泳の 男子200メートルバタフライ決勝が行われ、 瀬戸大也(ANA)が1分54秒53で2連覇を達成した。 19歳の 幌村尚(早大)が2位に入った。
ジャカルタ・アジア大会は19日、競泳の男子200メートルバタフライ決勝が行われ、瀬戸大也(ANA)が1分54秒53で2連覇を達成した。19歳の幌村尚(早大)が2位に入った。
経験豊富な瀬戸がラスト50メートルで追い上げ、今月10日のパンパシフィック選手権に続いてこの種目を制した。
前半50メートルでトップに立ったが、その後の泳ぎは「しっくりこなかった」。気持ちを落ち着かせ冷静に対処した。最後のターンからの50メートルを勝負どころととらえ、「ラスト25メートルで抜けたのが分かった」と振り返った。
シーズン序盤は苦しんだ。2月に体調不良と腰痛で練習が十分に積めず、4月の日本選手権は3種目で代表入りを決めたがいずれも2位で無冠に終わった。「ふつふつと悔しさがこみ上げてきた」と競技への向き合い方を見つめ直す良い機会だった。
「最大の戦い」と位置づける2020年東京五輪でどういう姿を見せたいのか。本気になれているのか。そう自分に問いかけた。
金メダルを目指した16年リオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレーで同学年のライバル、萩野に敗れて3位に終わった悔しさすら忘れかけていた。この夏は「東京五輪が終わった後で『もっとやれた』とは絶対思いたくない」と気を引き締めて臨んだ。
競技初日のこの日は表彰式で中国旗が落下するなどトラブルが相次いだ。レースの時間も予定より大幅に遅れたが、気にするそぶりもなく「4年に1度の大会の一瞬一瞬を楽しんでいきたい」と余裕の表情だった。【村上正】

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