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藤浪、鯉斬って連勝 6回9K4失点&6点攻撃自ら演出の二塁打

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「広島4-13阪神」 (22日、 マツダスタジアム)
「広島4-13阪神」(22日、マツダスタジアム)
試合後、阪神・藤浪はバントの構えをしながら、報道陣の前に姿を見せた。6回4失点。投球内容には課題、不満も残る。それでも投げて、打って、チームの勝利に貢献した4勝目(3敗)。胸に残る充足感が、行動にも表れていた。耐えて、粘った今季最多124球だ。
「ラッキー。結果的に4失点はよくないけど、打線の援護にも恵まれた。野手に感謝です。ホームランは余計でしたが、何とか粘れたかなと思います」
初回、2死一、二塁を招くが、西川を直球で空振り三振に斬った。いきなり30球を要する投球内容。三回は無死二、三塁とし、丸、鈴木を抑えて2死を取ったが、再び西川との対戦だった。左翼方向に飛んだライナー性の打球に、陽川の判断が遅れる形で頭上を越えた。2者が生還した。
四回以降も毎回走者を出し、六回にはバティスタに特大2ランを浴びた。初球、甘く入った直球を狙われた失投。それでも最速157キロの直球を中心に、丸から3つ三振を奪うなど9奪三振。金本監督も「陽川が追った打球も慣れたレフトなら捕っている。僕の中では6回2失点。よく持ち直した」と評した。
三回には藤浪の二塁打から4連打などで6点。2度のバントも「最低限の仕事」と決め、いずれも得点につなげた。残り16試合。フル回転が求められる。「もう少ししっかり自分の投球内容で。打線に助けてもらわなくても、勝ちが付くような投球がしたい」。前回登板に続き連勝。後半戦のキーマンが尻上がりに調子を上げてきた。

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