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酸素吸入中の火災に注意 たばこやストーブから引火

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自宅で「酸素濃縮装置」 を使っていた呼吸器疾患の 患者らが、 死亡する火災が相次いでいる。 使用中は酸素濃度が高まるため、 少しの 火気でも火災につながるおそれがあるといい、 うち4割はたばこが原因とみられている…
自宅で「酸素濃縮装置」を使っていた呼吸器疾患の患者らが、死亡する火災が相次いでいる。使用中は酸素濃度が高まるため、少しの火気でも火災につながるおそれがあるといい、うち4割はたばこが原因とみられている。こうした状況を受け、装置に対策を施すことが定められたが、普及には時間がかかるため、国や消防は注意を呼びかけている。
鼻に取り付けられたチューブの先に、たばこの火を近づける。すると5秒ほどで激しい炎が上がった。火はチューブを伝って首の周りへ。チューブの先端から噴き出し続ける炎がシャツに燃え移っていく。
大阪市消防局が注意喚起のため、ホームページで公開している人形を使った実験映像。チューブの先端部分は酸素濃縮装置により、ものを燃えやすくする酸素の濃度が高まるため、こうした火災が起こるという。
大阪では今年6月、酸素濃縮装置の利用者の自宅で火災が相次いで発生した。和泉市では50代の男性が死亡。原因は特定されていないが、男性は顔面付近が激しく焼け、近くに酸素濃縮装置があった。家族の和泉署への説明では、男性は装置の使用中にたばこを吸うため、注意していたという。東大阪市でも喫煙習慣があった80代の女性が亡くなった。布施署はチューブや衣服に引火した可能性があるとみている。
ガス販売業者やメーカーなどで…

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