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関東大震災から95年 犠牲者慰霊の法要

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関東大震災の 発生から95年となる1日、 震災で亡くなった人たちを慰霊する法要が東京 墨田区で営まれました。
関東大震災の発生から95年となる1日、震災で亡くなった人たちを慰霊する法要が東京 墨田区で営まれました。 大正12年9月1日に発生した関東大震災では、地震の揺れやその後の火災により東京などで10万人余りが犠牲になりました。 およそ5万8000人の遺骨が納められている墨田区の東京都慰霊堂では、毎年この日に東京大空襲の犠牲者の追悼と合わせて大法要が営まれていて、1日は遺族などおよそ600人が参列しました。 この中で東京都の長谷川明副知事が「都が取り組む防災事業の総点検を実施し、事業のスピードアップとグレードアップを図ることで、東京の防災に万全を期したい」とする小池知事の追悼の辞を代読しました。 一方、慰霊堂の隣では毎年この日に、関東大震災の混乱で殺害された朝鮮人犠牲者を追悼する式典が行われていて、1日は主催する市民団体のメンバーなどおよそ700人が参加しました。 この式典をめぐっては、東京都はこれまで追悼文を送付してきましたが、小池知事は1日の大法要ですべての犠牲者に追悼の意を表しているとして、去年に続いて、ことしも追悼文の送付を見送りました。 式典の中で、日朝協会東京都連合会の宮川泰彦会長は小池知事が追悼文を見送ったことについて、「過去の悲惨な歴史に触れたくないように見える。もう一度、立ち止まって式典の意義を見つめることを強く求める」と述べ、引き続き、追悼文の送付を求めていく考えを示しました。

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