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H2Bロケット打ち上げ成功。兄弟機とあわせ40回連続

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国際宇宙ステーションに物資を運ぶ「こうの とり」 を載せています
朝日新聞社
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を届ける無人補給船「こうのとり」や小型衛星を載せて打ち上げられるH2Bロケット7号機=2018年9月23日午前2時52分、鹿児島・種子島宇宙センター、長沢幹城撮影
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給船「こうのとり(HTV)」を載せたH2Bロケット7号機が23日午前2時52分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。約15分後に高度約290キロでHTVを切り離し、打ち上げは成功した。
H2Bは全長56・6メートル、重さ531トンで、国産最大のロケット。2009年の1号機以降、今回を含めて7回全ての打ち上げに成功している。兄弟機のH2Aと合わせると、2005年から40回連続の成功となる。
HTVには、ISSに滞在している宇宙飛行士の衣服や食料のほか、地上に実験試料を持ち帰るために宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した小型回収カプセルなどが積まれている。27日に高度約400キロで、ISSの飛行士がロボットアームを操作してキャッチする予定。
打ち上げを予定していた15日、直前の点検で2段目のエンジンに推進剤を送る際に圧力を調整する部品に異常が見つかり、延期になっていた。
三菱重工業によると、バネのような働きをする部品が0・1ミリほど変形していたことが原因とみられる。同型部品と取り換えて対応したが原因は不明で、10月に予定されているH2Aの打ち上げに影響する可能性もあるという。二村幸基・執行役員フェローは「また新たな課題が見つかった。今後の活動に反映したい」と語った。(浜田祥太郎)
(朝日新聞デジタル 2018年09月23日 08時49分)

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