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工藤氏が謝罪「秘書に任せても自分に責任」 辞任は否定

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工藤彰三・ 国土交通政務官(自民、 衆院愛知4区)が代表を務める政治団体が、 支援者らから会費を集めて百人単位の 「集会」 を開きながら、 その 収入を政治資金収支報告書に一切記載していなかった問題で、 工藤氏が1…
工藤彰三・国土交通政務官(自民、衆院愛知4区)が代表を務める政治団体が、支援者らから会費を集めて百人単位の「集会」を開きながら、その収入を政治資金収支報告書に一切記載していなかった問題で、工藤氏が15日、記者団の取材に応じた。
工藤氏は「まず、不手際があったことをおわびしたい。秘書に任せていたとはいえ、確認を怠った自分に責任があると考えている」と謝罪した。責任の取り方について質問が及ぶと、「しっかり政務をまっとうしていきたいと思っています」と答え、国交政務官の辞職は否定した。
工藤氏の政治団体をめぐっては、2013~15年に開いた計5回分の「集会」の収支が報告書に一切記載されていないことが朝日新聞の取材で判明した。「集会」は、会費2万円で約100人が参加したものや、会費2千円で約600~800人が参加したものがあり、飲食も提供されていた。
工藤氏の事務所は「いずれも政治資金パーティーではなく、実費の集会」としているが、朝日新聞の取材後に記載の必要性を認め、収支報告書を訂正した。3回分の集会の収支を記載したが、残り2回分については「収支を確認できていないので、確認し次第、修正する」としている。

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