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イギリス EU離脱協定案に批判 閣僚辞任相次ぐ

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イギリスでは、 メイ首相が受け入れを表明したEU=ヨーロッパ連合との 離脱協定案に批判が高まり、 離脱交渉を率いてきたラーブ離…
イギリスでは、メイ首相が受け入れを表明したEU=ヨーロッパ連合との離脱協定案に批判が高まり、離脱交渉を率いてきたラーブ離脱担当相など主要閣僚が相次いで辞任を表明し、メイ首相は厳しい情勢に追い込まれています。 イギリスではEUとの離脱交渉を率いてきたラーブ離脱担当相が15日朝、辞任を表明したほか、マクベイ雇用・年金相、それに北アイルランドを担当する閣外相など、合わせて4人が相次いで辞任を表明しました。 メイ首相は、EUと実務レベルで合意した草案について14日夜、閣僚の了解を取り付けたばかりですが、閣議では10人前後の閣僚が草案に盛り込まれた北アイルランドの国境管理の在り方をめぐって強い懸念を示したと言われています。 協定の草案では、アイルランドと北アイルランドの間での人とモノの往来の自由を守る方策が見つかるまでの間、イギリスが関税同盟に残るとしていて、辞任の表明にあたりラーブ担当相は、「去年の総選挙でかかげた公約と異なり国民の信頼を裏切るものだ。これ以上、この方針を支えることはできない」と首相の方針を批判しました。 EUのトゥスク大統領は15日、バルニエ首席交渉官から報告を受けた後、臨時の首脳会議を今月25日に開いて、イギリスとの正式な合意を目指す方針を明らかにしたばかりですが、閣僚の相次ぐ辞任表明を受け、メイ首相は厳しい情勢に追い込まれています。

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