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徴用工訴訟、三菱重にも賠償命令か…29日判決

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【ソウル=水野祥】 戦時中に朝鮮半島から動員された韓国の 元徴用工5人が、 三菱重工業を相手取り、 慰謝料の 支払いを求めた損害賠償請求訴訟の 差し戻し上告審で、 韓国大法院(最高裁)は19日、 今月29日に判決を言い渡すと発表した。 【国際】
【ソウル=水野祥】戦時中に朝鮮半島から動員された韓国の元徴用工5人が、三菱重工業を相手取り、慰謝料の支払いを求めた損害賠償請求訴訟の差し戻し上告審で、韓国大法院(最高裁)は19日、今月29日に判決を言い渡すと発表した。
元徴用工の補償を巡る裁判の判決を巡っては、大法院が10月30日に、新日鉄住金に賠償を命じる判決を確定させた。日本政府は1965年の日韓請求権・経済協力協定で、徴用工問題は解決済みとの立場で、韓国政府に適切に対応するよう厳しく求めている。
韓国政府は対応策を慎重に検討中だとしているが、大法院は三菱重工業の訴訟でも同様に賠償を命じる可能性が高い。
5人は三菱重工業を相手取り、2000年5月に釜山地方裁判所に提訴した。1、2審は原告が敗訴したが、大法院が12年5月「個人の賠償請求権は消滅しなかった」との判断を初めて示し、2審判決を破棄して差し戻し、釜山高裁が13年7月に1人あたり8000万ウォン(約800万円)の支払いを命じた。その後、三菱重工業が上告していた。

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