Home Japan Japan — in Japanese ノーベル物理学賞のメダル 真鍋淑郎さんに授与 米ワシントン

ノーベル物理学賞のメダル 真鍋淑郎さんに授与 米ワシントン

145
0
SHARE

ことしのノーベル物理学賞に選ばれたアメリカ・プリンストン大学の真鍋淑郎さんにノーベル賞のメダルを授与する式典が6日、首都ワシントンで行われました。

ことしのノーベル賞のメダルの授与は新型コロナウイルスの影響で、それぞれが住んでいる国で行われることになり、6日、アメリカの首都、ワシントンで式典が行われました。
ノーベル物理学賞に選ばれたプリンストン大学の真鍋淑郎さんは、化 …

ことしのノーベル物理学賞に選ばれたアメリカ・プリンストン大学の真鍋淑郎さんにノーベル賞のメダルを授与する式典が6日、首都ワシントンで行われました。 ことしのノーベル賞のメダルの授与は新型コロナウイルスの影響で、それぞれが住んでいる国で行われることになり、6日、アメリカの首都、ワシントンで式典が行われました。 ノーベル物理学賞に選ばれたプリンストン大学の真鍋淑郎さんは、化学賞と経済学賞を受賞する研究者2人とともに式典に出席し、笑顔でノーベル賞のメダルと賞状を受け取っていました。 式典に先立って行われたシンポジウムで、真鍋さんは「研究を楽しんできた人生でしたが、若い人たちも自分たちが得意なことや楽しめるテーマを見つけて、すばらしい時間を過ごしてほしい」と述べ、若い世代の研究者にメッセージを送りました。 真鍋さんは愛媛県の出身で、現在はアメリカ国籍を取得していて、気候をシミュレーションするモデルの基礎を開発して地球温暖化研究を切り開いた功績で、ドイツとイタリアの研究者とともにことしのノーベル物理学賞の受賞者に選ばれました。 日本人がノーベル賞を受賞するのはアメリカ国籍を取得した人を含め28人目で、物理学賞では6年前の梶田隆章さんに続き、12人目になります。 真鍋淑郎さん経歴と業績 アメリカ・プリンストン大学の客員研究員で、海洋研究開発機構のフェローを務める真鍋淑郎さんは現在の愛媛県四国中央市出身の90歳です。 1958年に東京大学で博士課程を修了後、アメリカの海洋大気局で研究を行いコンピューターによる気候のシミュレーションモデルを開発しました。 1967年にはこのモデルを応用して二酸化炭素の濃度が2倍になると気温が2.

Continue reading...