2018年にロシアで開催されるサッカーワールドカップ(W杯)の 南米予選は10日に最終節が行われ、 本大会出場が危ぶまれていたアルゼンチンがアウェーでエクアドルを3対1で下し、 予選突破を決めた。 試合開始早々に失点したアルゼンチンだったが、 その 後は中心選手の メッシが1試合で3ゴールを決めるハットトリ…
(CNN) 2018年にロシアで開催されるサッカーワールドカップ(W杯)の南米予選は10日に最終節が行われ、本大会出場が危ぶまれていたアルゼンチンがアウェーでエクアドルを3対1で下し、予選突破を決めた。
試合開始早々に失点したアルゼンチンだったが、その後は中心選手のメッシが1試合で3ゴールを決めるハットトリックを達成。代表チームのエースとして、母国をW杯予選敗退の危機から救った。
南米予選は上位4チームに本大会への出場権が与えられ、5位のチームは他地域とのプレーオフに回る。アルゼンチンは前回ブラジル大会で準優勝となった強豪だが、今回の予選では苦しい戦いが続いていた。
メッシ個人も3月の試合で審判への侮辱行為により4試合の出場停止処分を受けるなど不本意な時期を過ごしていたが、土壇場で本領を発揮。最終順位での3位への浮上に貢献した。
一方、W杯の常連であり南米サッカー連盟が主催する選手権大会「コパ・アメリカ」を昨年制したチリは、同日ブラジルに3対0で敗戦。得失点差でペルーを下回る6位となり、予選敗退が決定した。
5位のペルーはこの後、本大会出場をかけ、オセアニア地区を勝ち上がったニュージーランドとのプレーオフに臨む。