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パネル落下、車に衝突 関空離陸後

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国土交通省大阪航空局は24日、 関西国際空港を23日午前に離陸したアムステルダム行きの オランダ航空868便(ボーイング777、 乗客乗員計321人)の 部品の 一部が落下し、 走行中の 乗用車に当たったと発表した。 けが人はなかった。 同省は重大インシデントと認定。 同省運輸安全委員会は航空事故調査官を派遣し、 事故原因を調査する。
国土交通省大阪航空局は24日、関西国際空港を23日午前に離陸したアムステルダム行きのオランダ航空868便(ボーイング777、乗客乗員計321人)の部品の一部が落下し、走行中の乗用車に当たったと発表した。けが人はなかった。同省は重大インシデントと認定。同省運輸安全委員会は航空事故調査官を派遣し、事故原因を調査する。
航空局などによると、同便は23日午前10時40分に関空を離陸。約20分後の午前11時ごろ、大阪市上空を飛行中、右主翼後縁付け根上方の胴体整流板のパネル(約1メートル×約60センチ、重さ約4.3キロ)が落下した。
パネルは、同市北区西天満3の路上を走っていた車の屋根に当たり、車の屋根がへこみ、後部座席の窓ガラス1枚が破損した。運転していた東京都日野市の病院職員の女性(51)にけがはなかった。同便はそのまま飛行を続け、約11時間後に予定通りアムステルダムに到着した。
国交省は航空法施行規則で定める「航空機から脱落した部品が人と衝突した事態」に準ずる事故として「重大インシデント」に認定した。【遠藤浩二】

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